編み図どおりに7号針を使います。
まず、ジュディのマジックキャストオンで19目を2玉使って2セット作ります。下の写真のようになります。
次に1段目を編みますが、更に2玉追加(下図の赤と青)して右左前後の身頃を編み分けます。下図のように4玉になります。
1段編んだところの写真です。
イベント1
後ろ身頃の襟ぐり側を増し目しながら5段目まで編んだら、6段目で左右後ろ身頃を34目作り目してつなぎます。後ろ身頃の糸は前図の黄色で編みつなぐので緑の糸は切ってしまい3玉で編み続けます。なお、襟ぐりでも袖ぐりでも増し目は端の目の1目内側に入れます。下の写真は7段編んだところです。イベント2
11段目で袖の目を拾います。下図のように11段目(表段)は2玉(前図の青と黄)で編みます。普通なら次の12段目(裏段)は黄で折り返すのですが、今回、12段目は新玉(下図の緑)で表段として編み始めます。これは模様編み(縄編みやかけ目と3目1度)が表段に来るように変えるためです。
下の写真は、12段目まで編んだところです
模様編みがないか、あるいは単調な模様ならば、これまで述べた通りにイベントに注意して編んでいけばいいのですが、今回の模様編みのように32目12段で1組という大枠のものだ模様編みが覚えられません。そこで身頃全幅あるいは袖全幅で模様がどう配置されるかと、それに襟ぐりや袖ぐりや袖の増し目がどう入るかを下図のようなメモに書いておきます。横に長いので2枚に分けて表示しました。また各メモの上側のが身頃で下側のが袖の模様編みです。メモを作るのはちょっと面倒ですが、これを見ながら編んでいけば模様編みで頭を悩ますことはなくなります。
イベント3
15段目から前襟ぐりの増し目に入ります。
イベント4
37段目で左前襟ぐりを、38段目で右前襟ぐりを、それぞれ8目作り目で伸ばしました。
イベント5
45段目から前後身頃の袖ぐりの増し目にはいり
イベント6
53段目で袖の目を別糸に休めて、脇の下で8目作り目(片側)をして前後身頃をつなぎました。その状態が下の写真です。
あとは、このまま模様編みを67段編んで、更にガーター編みを6段編んだら胴体の完成です。ここから先は、何にも考えることはありません。もう出来上がったようなもんです。
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