丸ヨークのカーディガン(その2)

前身頃を25目編んだら、袖を40目別糸に休めて、下図のように12 目作り目をして後ろ身頃を編みます。
脇の下から23 cm編んで、胴体を編み終わったところです。ここまででちょうど3玉使いました。120g、312mです。
ポイントは、脇の下からすぐに後ろ身頃に引き返し編みを入れます。これは後ろ身頃の丈を前身頃よりも長くして、裾を合わせたときに前襟ぐりが少し下がるようにするためです。が入れなくてもかまいません。

引き返し編みの部分は下の写真の白くマークした部分です。
今回の引き返し編みは下図のように入れました。が適当でかまいません。

引き返し編みはラップアンドターンでやりましたが、ラップの目をねじることと、ラップの糸もクロスさせる事で、穴が目立たなくなります。

なので最後の段の段消しはやらなくても穴が目立ちません。段消しをやらなければ引き返し編みは簡単です。
もう一つのポイントは、脇の下から胴部を編んでいる途中に増し目を入れて裾を広げ気味にしました。

増し目は、10段目に4目、30 段目に4目、60段目に2目、入れました。
10段目と30 段目の増し目は、脇の下ラインの手前15 目あたりと後15 目あたりに入れました。
60段目は脇の下ラインに入れました。

そういうことがやり易いように、脇の下から編み始めるときに、脇の下のセンター位置にマーカーを入れておくと便利です。

後ろ身頃を長くするのも、胴部の増し目も、下田さんのデザインを取り入れました。

次は、袖を編みます。
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